写真:イギリス、ロンドン (London, England)
5年ぶりのロンドンでバー巡りにでかけた。
帰宅者の行き交うロンドンチューブの出口を出て、
ゆっくりと新旧まじりあった町並み時間に縛られることなくを歩く。
行きついたのは住宅街にひっそりと佇むバー。
その名もハピネス・フォーゲッツ。
見過ごしてしまいそうな地下に向かう階段を下がり、
古ぼけているが味のある扉を開くと、
しっとりとした雰囲気の薄暗い空間が
あたしを出迎えてくれた。
大学の頃からカクテル好きで、独学で作り方を覚えたことがあった。
その美しさと一つ一つのカクテルに隠された物語に魅了されたのだ。
カクテルを作るための道具一式、
そして30種類以上のスピリッツやリキュールをため込んでいたことを思い出す。
そうやってせっせとカクテル作りに勤しんでいた時代がなつかしく、
こうやってカクテルバーに足を向けるんだと思う。
あたしにとってのバーの楽しみは何と言ってもお酒と雰囲気。
それぞれの個性や特色が色濃くでる商品、
そしてお店の雰囲気やサービスを
いろいろと体験するのも楽しいのだが、
バーテンさんやバーで出会う人々との会話がなによりも興味深い。
お酒を傾けながら、いろいろな人生を、いろいろな人々から学ばせていただく。
それは必ずしも必要な知識ではないかもしれないけど、
自分自信を振り返るきっかけを与えてくれる
大事な時間だ。
店舗情報
Happiness Forgets:
http://www.happinessforgets.com/[1回]
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